夢のかけ橋プロジェクト2004

with 片山右京さん

2004年5月1日
鹿児島県民交流センター
県民ホール(600名) / 県政記念公園(ガーデンパーティ)

2004年5月1日、第一回目のチャリティイベント「夢のかけ橋プロジェクト2004」を、鹿児島市で開催いたしました。
「夢のかけ橋プロジェクト」は、“子供たちの未来を応援する”をテーマとし、
偉大なるF1レーサー アイルトン・セナが残した「生まれてくるすべての子供にチャンスはある。」から、
さまざまな問題を抱える子供たちのために静かなムーブメントを起こすべく立ち上げました。

「夢のかけ橋プロジェクト」は、セナ没後十回忌を迎えた2004年5月1日、
鹿児島県の養護施設の子供たちを中心に、子供たちのためのチャリティイベントを
開催することからスタートしました。
このチャリティイベントは、セナの生き方を通して夢に向かって努力することの素晴らしさを
日本の子供たちに伝える一方、虐待やいじめなどの社会問題を地域が一体となって
考えていくきっかけをつくるための第一歩として開催しました。

会場には、元F1レーサー、片山右京さんがゲストスピーカーとして駆けつけてくださり、
養護施設の子供たち約120名を含む500名以上の方々にご参加いただきました。
さらに、イベントの模様をインターネットで生中継を行い、そのアクセス数は17,600件以上もありました。
「夢のかけ橋プロジェクト2004」を“もう一度見たい”というたくさんのご意見をいただき、
京セラコミュニケーションシステム様のご協力により、7月1日~31日の間、
再度インターネットで動画配信をすることになりました。

イベントの感動を皆様にも味わっていただき、子供たちの未来についてご一緒に考えていただけたら幸いです。

「子供たちの夢を応援すること = 私たち、 大人も夢を見る」

夢のかけ橋プロジェクト実行委員会
企画 ・ エクゼクティブプロデューサー
実行委員長 山田 百合子

夢のかけ橋プロジェクト2004

2004年5月1日、かごしま県民交流センター県民ホールにて「夢のかけ橋プロジェクト2004」が開催されました。
今回初めての開催となるこのイベントは、
夢のかけ橋プロジェクト実行委員長 山田 百合子(ワイワイカンパニー株式会社代表取締役社長 鹿児島県出身)が、
アイルトン・セナの、夢に向かって努力するという生き方や、
恵まれない子供たちのために積極的なアクションを起こしたいという考えに共感し、
日本の子供たちに自分の夢に向かって努力することの尊さを知って欲しい、
また大人たちに日本が抱える子供たちの問題について考えて欲しい、という想いから企画しました。
イベントには、鹿児島県内の児童養護施設の子供たち約120名を含む、500名以上の方々にご参加いただきました。

第 一 部

トークショー

記念すべき第1回目のゲストとして、元F1レーサーで今は冒険家としても知られる片山 右京さんに来ていただきました。当初レース解説のため仙台菅生サーキットから中継の予定でしたが、 ご本人の「子供たちに会いたい!」という強い意志で鹿児島の会場に来ていただけることになりました。 F1レーサー当時の貴重な映像を放映し、片山 右京さんをご紹介すると、子供たちは片山 右京さんの 乗ったマシンがサーキットを颯爽と走る映像を食い入るような目で見つめていました。片山 右京さんは、 F1の話から、今挑戦している冒険の話まで、ジョークを交えて話してくださいました。死の恐怖と戦いながらのレース、2002年に挑戦した世界最高峰エベレスト登山、パリ・ダカールラリーへの参加、自転車による日本縦断など、 新たな夢に向かって挑戦を続けていらっしゃいます。

子供たちから、「レースの時、クラッシュは怖くないですか?」「早く走るにはどうすればいいのですか?」 などの質問もありました。片山 右京さんは、自身の体験談を交えながら子供たちに分かりやすく、丁寧にこたえてくださいました。


四重奏

片山 右京さんと山田 百合子のトークショー終了後、山田 百合子の担当医でもある、大勝病院の松本 秀也先生をはじめとする「鹿児島フィルハーモニア・アンサンブル」の四重奏の演奏がありました。子供たちも知っている曲を中心に3曲の演奏をしていただきました。メンバーの方々による楽器の説明もあり、子供たちも興味深々で演奏に聞き入り、イベントを盛り上げていただきました。演奏の終了後、島津 公保さんから夢のかけ橋プロジェクトへの暖かい応援のお言葉もいただきました。


全員合唱

最後に会場全体で「世界に一つだけの花」を合唱しました。東京を中心にライブ活動を行っているユニット「SIVA-EXPRESS」に曲を演奏していただき、片山 右京さんと子供たちもステージに上がっての大合唱となりました。ホールは感動に包まれ、フィナーレを迎えました。

ガーデンパーティ

会場外の芝生で、ホットドックやおにぎり、とうもろこし、ジュースやパン、お菓子を参加者の方々にご用意し、ガーデン パーティを催しました。ガーデンパーティでご用意したジュース・菓子等は、協力企業の方々からご提供いただいたものや、 ボランティアの方々が寄付してくださったものです。ボランティアの方々に愛情を込めてつくっていただいた食事に、児童 養護施設の子供たちも喜んでいました。
片山 右京さんにも参加していただき、子供たちと写真を撮ったり大いに盛り上がりました。協力企業の方々から、子供たち1人1人にプレゼントをいただきました。お金では買えない、すてきなものばかり!子供たちも早速プレゼントを開けてみたり、見せ合ったりし嬉しそうでした。ご協力いただきました企業の方々、ありがとうございました。

片山 右京さんの「TEAM UKYO」Tシャツが当たった子供たちには、その場で片山 右京さんにサインをしていただきました。 大人の方々にはF1タオルやシャツ等が当たる抽選会を行いました。
片山 右京さんプロデュースの自転車も提供していただき、チャリテイオークションを行いました。セナの大ファンだという子が45,000円で落札しました。将来彼もF1レーサーを夢見ているそうです。がんばって!
落札金はボランティア活動の資金となります。

ボランティアの方々

今回ボランティアの方々には、ガーデンパーティ時の食材調達や調理、 受付、会場設営、場内誘導、プレゼント包装・配布などを行っていただきました。主婦や学生の方々を中心に、84名の 方がイベントを影から支えてくださいました。協力してくださったボランティアの方々、ありがとうございました。
千代香ちゃん、裕美ちゃん、久美ちゃん、ガチャモちゃん、池田 純ちゃん、修ちゃん、大牟禮さん、y2&YYスタッフの皆、お疲れさま。本当にありがとう。来年もよろしくね (^-^)(山田 百合子)

記念撮影

ガーデンパーティの最後に皆で記念撮影を行いました。子供たちと交流を深めることができ、大盛況のうちイベントが終了しました

ネット配信

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)さんのデータセンターとリアルネットワークスさんの協力で、会場の模様を 全国にネット配信を行いました。配信中のアクセス数は7,489ページビュー、5月1日の総アクセス数17,542ページビューに 達し、会場に来ていただくことができなかった方々にも映像を観ることで、同じ想いを分かち合っていただけたことと思います。
5月1日のライブ中継をもう一度見たいという強いご要望があり、Y2&YYそして、KCCSにご協力いただき、2004年7月1日~7月31日の1ヶ月間、再度ネット配信をいたしました。

主催・共催・協力

主催
夢のかけ橋プロジェクト実行委員会

共催
ワイワイカンパニー(株) / (株)ワイツー

後援
鹿児島県 / 鹿児島県教育委員会 / 鹿児島市教育委員会 / KTS鹿児島テレビ / 産経新聞社

協力
鹿児島県児童養護施設協議会 / 国際ロータリー第2730地区 / 東京ワセダロータリークラブ / 盛和塾鹿児島 /
かごしまデザイン協議会 / 鹿児島県酒造組合連合会 / 濱田酒造(株) / (株)片山企画 /
京セラコミュニケーションシステム(株) /リアルネットワークス(株)

イベント運営
ワイワイカンパニー(株)

映像制作・提供
(株)ワイツー

プレゼント協力
片山企画(株) 様 / 京セラコミュニケーションシステム(株) 様 /トヨタ自動車(株) 様 /KDDI(株) 様 /
ヤマハ発動機(株) 様 /昭和シェル石油(株) 様 / (株)童夢 様 / 日本たばこ産業(株) 様 /
(株)フジテレビジョン 様 / KTS鹿児島テレビ 様 / 産経新聞社 様 / (株)フジサンケイアドワーク 様 /
(株)マガジンハウス 様/ (株)ニシムタ 様 / (株)ポデスタコーヒー販売 様 /
ボランティアの皆様
(順不同)


本格焼酎「右京」をお買い上げいただいた皆様や、
ご協力いただいたメディアの皆様にも感謝しています。
本当にありがとうございました!